新潟県内の一番北に位置する村上市は北限のお茶処として知る人ぞ知る地域です。一軒のお茶屋さんが農業であるお茶の木を育て、収穫し、製茶をして販売までするというとてもハードでハードルの高い仕事を匠の技でこなしています。昨年は手もみでお茶を作るという部門で日本一に輝き、農林水産大臣賞を受賞しました。北限ですので新茶も他の地域より1月ほど遅い収穫となり、販売もやっとスタートですが、本当においしいお茶です。先日は札幌からの友人と新茶を求めて伺いましたら、お茶畑で短い時間でしたがお茶摘みを体験させて頂きました。新潟でてんぷらにしようと摘んだお茶の葉を持ち帰ることに、私たちをご案内くださった富士美園の飯島社長はお茶の葉に氷をつけて保冷材のケースに入れて渡してくれました。一枚一枚の新芽をいたわる姿に我々またまた感動いたしました。

