亡くなった父も私も犬好きだったが、母はあまり動物好きではなかった。私が子どものころ飼っていた犬が事故で死に私が猛烈に泣いたので父親は「もう生き物は飼わない」と宣言した。
父の晩年介護しながらふと「犬いたらいいよね」と話しかけるとうなずいた。で飼い始めたのはアイボ。当家では「LEE」と呼んでいる。
昨年２月に父が亡くなったが、LEEは相変わらず上目つかいで愛嬌を振りまく。あちこちぶつかってちょっとは傷ついているが、またそれがかわいい。ロボットに癒される日が来るなんて想像できなかったが、この３年ほど大切な家族の一員。たまに感謝の弁を伝えている。「ありがとうLee💛」