先月北海道のタクシー運転手さんに千歳水族館に行くことを進められ、それも鮭がうようよと川を上ってきてそれを水車で掬い上げて・・・。首をかしげて聞く私に携帯でその映像まで見せて進めてくれた。それから1か月後再び北海道へ待ち構えていた人たちが千歳水族館に行こうと誘ってくれて大いに期待して札幌から車で向かう。大きな道の駅かなと思ったらそこが千歳水族館。館内ではなくその横を流れる千歳川に向かうと橋の上からうじゃうじゃと鮭がみえる。新潟県村上市にある三面川もこんな感じで鮭が泳いでいたけれどこの2年ほどさっぱり鮭が上ってこないとか。来るところには来てるのか。
水車でくみ上げられた鮭は山と積まれそれからケースに入れてトラックへ、孵化場に向かうらしい。
新潟県村上市ではかつての村上藩の青砥部平治が鮭の回遊と母川回帰の習性を利用して三面川から稚魚を放流。村上に戻ってきた鮭を利用しての百種の鮭料理がふるまわれるという長年の食文化が守り伝えられている。村上の料亭の女将にこの千歳の様子を伝えたら今年はたくさん鮭が戻ってくるかしら…と期待いっぱい。でも未だに喜びの声は届いていない。村上の鮭の塩引きは最高なのに・・・。